文型その1
【おさらい】
●英語は主語と動詞が命。
ホント,この2つが見つけられて単語をある程度覚えれば,
絶対英語は読めるようになります。がんばりましょ
●単語の並べ方が重要(ジグソーパズル)。
頭をやわらか~くしましょうね。
だから英語と日本語の単語で必ず1対1で対応するとは限りません。
(意外にここでつまづいている人多いですよ。)
以上,2つの点,理解できてますよね。
ではその先へ
この2つの考え方をもとにどんどん学習していきましょう。
実際に手を動かして問題をノートにやってみるといいですよ。
英語はこの単語の配列を「文型」という言葉で表わしています。
なんとなく思い出しますよね。
あの「第1文型」SV,「第2文型」SVCとかやっていたやつです。
これはS+Vの後に何が続くかをまとめたものです。
この文型を表わすために上記にあるような,
SとかVとかC,O,Mといった記号を使います。
まずはこれらの記号とその意味のご紹介。
S:主語
「~は」「~が」などに相当し,
その文の中で話題にされる人やものです。
日本語「Sは~Vする」→英語S+V+~
V:動詞(述語動詞)
【注意】
英語で言う動詞がすべて動作を表わすとは限りません。
例えばbe動詞。
あとは「~になる」などというのも動作を表わすかといえば???ですね。
注意すべき動詞
「~である」 be / remain / stay など
「~になる」 become / get / go など
「~のように思える,見える,感じられる」 seem / look / seem / taste / sound / feel など
「~している」know (知っている) / resemble (似ている)
など,けっこうありますので注意しておいてくださいね。
O:目的語
Vで書かれた動作を受ける人やもの。
日本語の「~を」や「~に」に相当することが多い。
通常,Sがする動作を表わします。
受身の場合には「される」動作。後で学習しますので今は無視します。
例)「彼は夕飯を食べた」
彼は(S)夕食を(O)食べた(V)。
→英語化!(ジグソー)
彼は 食べた 夕食を
He had dinner.
C:補語
動詞の意味を補って,
前にあるSやOの言い換え,状態説明をする語。
例えば「~になる」という言葉は「何になったか」があって
はじめて意味が通じるでしょ?
「彼はなった」では分かりませんが,
「彼は学生になった」なら分かります。
この場合,「学生」が補語です。
英語化!
彼は なった 学生
He became a student.
M:修飾語
前にある名詞や動詞を説明する語をさします。
the child in the room (その部屋の中にいるこども)
run fast (速く走る)
・in the room は子供のいる場所を説明
「名詞 the child を修飾している」という,言い方をします。
fast は動詞 run を説明しています。
「走る」と言ってもいろいろな走り方があるはず。
だから
「「速く」は動詞「走る」を修飾している」,
という言い方をします。
こういった記号と,その意味を覚えておくと
文型を理解するために便利です。
しっかり覚えましょうね。